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通常学級などのインクルーシブな環境は、スペシャルニーズをもった子どもたちに友達と直接関わり合う機会を多く提供し、さらにそういった友達との言語的・非言語的関わり合いが、子どもたちの社会面の発達を促す強力な動力源になることがよくあります。
実際、「友達とよい人間関係を作れるようになること。」とか「社会性の発達」ということを主な目的としてインクルージョンを行うことを決心するご家族達もいるでしょう。つまり、それだけ子どもたちの間に豊かな人間関係を促すような、すなわち「社会的なインクルージョン」ということが、インクルージョン経験を充実させるために1つ重要なことだと言えると思います。
ただし先にも言ったように、よい友達関係などの期待される"インクルージョン効果"は自然に生じてくるわけではありません。大人の援助が全くない状態でインクルージョンを行った場合、スペシャルニーズを持った子どもたち自身が他のクラスメートとの社会的な関わりに参加することも少なかったし、またいわゆる健常児たちも、スペシャルニーズを持ったクラスメートに関わろうとすることも少なかったという報告があります(Odom, 1998)。
もちろん適切な「大人の援助」さえあれば、子どもたちの間にポジティブで自然な友達関係が成立しうることも多く報告されていることで(Odom & McEvoy, 1988)、ここではそういった社会的なインクルージョンを促すための調整・工夫・計画のアイディアについて、文献などから見つけたものを紹介したいと思います。
ここで焦点をあてようと思っているのは以下についてです。
- 子どもたちどうしの関わり合いを促すような活動や教材。
- 子どもたちどうしの関わり合いを促すための教師の役割。
- 子どもたちからの「障がい」に関する質問に答える。
文責:笠原真帆
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