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継続的な環境評価を通して、子どものニーズに合った、子どもが参加しやすい環境を整えるための計画を常に行うべきである。特に、子どもがその環境に対してすぐに適応できないことを理由に幼稚園・保育園への参加を拒否するようなことがあっては決してならない。私たちが撮ったビデオからも直接観察からも一貫して明らかなことは,分離の環境よりもインクルーシブな環境においての方が、子どものニーズにあわせて環境側に工夫を加えることがいかに子どもの参加を促すかという点について焦点があてられていたということである(Brooke, 1992; Stegemann, 1993; Wegner, 1991)。
スペシャルニーズをもった子どもが特別な機器や装置をクラスの中で必要としたとき,多くの幼稚園・保育園の教師はそれをクラスの集団活動の時間を活かして他の子どもたちに説明・実演することが有効であったと述べた。その集団活動の中では,機器/装置の目的と使用とが、それを使用するお友達に敬意を示すような方法で提示された。また可能な限り、そのお友達がどのような姿勢でどのようにしてその機器や装置を用いるかということも実際に示された。機器/装置使用時の姿勢に関しては、周りのお友達と同じ目の高さを保てる姿勢が重要であるとされた (Thompson et.al., 1993)。
支援技術をうまく活用するための継続的なサポートも提供された。多くの時間が費やされ困難が見い出されたのは、支援装置使用に関する計画の立案,装置の効果的使用を促す適切で機能的な子どもの姿勢の確定,および子どもと職員に対する装置の正しい使い方の伝授,そして、子どもに合った適切な支援技術(ex.コミュニケーション支援装置)の選択などに関してであった (Thompson et.al., 1993)。以上のような支援技術使用サポートや実際の使用をインクルーシブな場において大きく妨げる要因は,分離の障害児用プログラムにおけるそれと非常に類似しているようだった。
最後に,特殊な機器を使うことが子ども同士の相互交渉に否定的な影響を与えるということはないように思われた。実際,インクルーシブな園の中でコミュニケーション支援装置のような支援技術を使うことにより,言葉をもつ友達との間にその装置を用いる自然な練習の機会ともなる互いのやりとりが多くもたれた。さらにそのような装置や特殊な機器は,それに好奇心と興味をもつ他の子どもたちをしばしば魅了した。事実このような装置は一種の"ステイタス"を表すものになることもあるといっても良いくらいだ。例えば、お友達の車椅子を押すことが、ある種子どもたちの間で高く評価された行為だったりする。ある5歳児が同じクラスの友達と,誰を自分の誕生パーティーに招待するか(誰が招待されるという栄誉を与えられるか)ということについて話している時、最近コミュニケーション装置を手に入れたばかりのシャノンが通りかかった。その子はシャノンに言った。「その"箱"(コミュニケーション装置)を持ってきてくれるんだったら、誕生パーティーに招待してあげる!」(D. Leon, 1991年4月16日私的なコンタクトより)。
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