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- 同じ活動ー同じ教材ー異なる目標
同じ教材を用いた同じ活動の中で、その子どもに合った、クラスの他の子供達とは異なる発達目標を設定する。例えば、ブロック遊びの時間を考えてみよう。クラスの健常の子供達は、同じ形ごとにブロックを分類する「形の弁別」という発達目標に取り組んでいるかもしれない。そして重い障がいをもった子どもも、その子どもの発達段階に合った「ブロックに手を伸ばす」「ブロックを手に掴む」あるいは、掴んだブロックを形ごとに分類しているお友だちに渡す機会を活かして「意図的にブロックを放す」などという別の発達目標に取り組む事で、お友だちと同じ教材を用いた同じブロック活動に参加することができるかもしれない。
- 同じ活動ー同じ教材ー同じ目標ー異なる反応
同じくブロックの例で考えた時、実はその障がいを持った子どもは物理的に”ブロックの分類”という行為を遂行することが難しいだけで、「形を見分ける」能力自体はすでに持っているかもしれない。そのような場合、子どもに期待する”反応”の調整が必要になるだろう。たとえば、ブロックがどちらのグループに属するか、その入れられるべき場所をみつめる(注視)という”反応”を用いて、その子どもも「形の弁別」という認知課題に参加できるかもしれない。さらには、ブロックを実際に動かす役目を他のお友だちが手伝う事も可能だろう。二人の子供達がそのような関わりあいの中で互いに交代でブロックの弁別に取り組んだ時、それはお互いにとって、共同活動を通して同じ発達目標に取り組む貴重な時間となるだろう。
- 同じ活動ー同じあるいは異なる目標ー調整された教材
子どもの参加を促すために、教材や玩具を物理的に調整する事が時に大切となる。教材は、実に多くの創造力豊かな方法で調整することが可能である。いくつかの例をここに示そう。
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安定性を高める
例:机など子どもが活動に取り組む土台に滑り止め防止素材のものを敷く。マジックテープを用いて教材の安定性を高める。
- 取り扱いやすさを高める
例:取っ手をつける。大きめの教材を作る
- アクセサビリティーを高める
例:筆やクレヨンを手のかわりに保持してくれる器具を用いる。教材や玩具にひもを取り付けて、動かしやすいようにする。
- 認知のしやすさを高める
例:色のコントラストを高める。十分な明かりをあてる。教材を大きくする。玩具を目立つ場所に置く。教材に特別のマークをつける。触覚的/聴覚的な特徴を教材に付け加える。
出典:Thompson, B., Wickham, D., Wegner, J., Ault, M., Shanks, P., & Reinertson, B. (1993). Handbook for the inclusion of young children with severe disabilities. Lawrence, KS: Learner Managed Design, Inc.
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