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パム(レインツリー専属障がい児教育コーディネイター兼担任教師) |
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これまでにどのような勉強をしてきましたか?カンザス大学で乳幼児教育の学士号と、乳幼児期障がい児教育および重度重複障がいの修士号を修了しました。また、初等教育レベル(2歳半児から6歳児まで)のアメリカモンテッソーリ協会(AMS)公認の教師の資格を持っています。 その他どのような経験や現場研修がインクルージョン実施の準備に役立ちましたか?私は現在カンザス州教育局が主催する「インクルージョンネットワークカンザス」のコンサルタントをしています。このプロジェクトは、主にインクルージョンの促進と、重度重複障がいを持つ児童・生徒の教育に関するリソース開発を目的としています。また、カンザス人材サポートシステム(KITS)の夏期講座にも参加しました。その他、仕事上での実際の経験もインクルージョン実施の準備に役立ちました! あなたの園での役割を教えてください2歳半児から6歳児を対象としたクラスの担任をしています。またインクルージョンに関して、障がいを持つお子さんをレインツリーの各クラスに迎える際のコーディネートを行います。その他、インクルージョンの実施をサポートするためにクラス内に加配される、実習生やアシスタントの方のスーパーバイズなどもしています。 「インクルージョン」という側面でのあなたの役割はなんですか?リソースの提供、心理テスト等の実施、データ収拾や個別教育計画(IEP)の実施とモニタリングのサポートなどを通して、スペシャルニーズをもつお子さんがいるクラスのスタッフをアシストしています。また、言語的側面のみでの障がい児教育サービスを受けているお子さんを除いて、他の全てのお子さんに関して、障がい児教育サービスをコーディネートするケースマネージャーも担当しています。 インクルージョンの実施に伴って、あなたのそれまでの役割に変化があったり修正を加えた部分はありますか?レインツリーがインクルージョンプログラムに参加するまでは、私は一クラス担任として、自分のクラスの自分の子供たちのことだけを心配していました。今では、フルタイムで自分のクラスを担任すると同時に、他のクラスのスタッフや子供たちにもサポートを提供しています。私が担当している「障がい児教育コーディネーター」の役割は、レインツリーでのインクルージョンプログラムが進展し、それがレインツリーで提供する教育サービスの重要な側面として認められるようになるに従って発展してきました。この役割には、インクルージョンに関わるそれぞれのスタッフやクラスも含めて、インクルージョン実施のプロセスに伴う様々な面でのサポートを提供すること、そして、障がい児教育サービスを受ける子供たちの個別教育計画(IEP)に伴う「デスクワーク」の仕事も含まれます。 つまり、インクルージョンの実施を通して、自分のクラス以外の子供たちのサポートや、自分のクラス以外のスタッフのサポートというものが私の役割に付け加えられたわけです。よって、私は以前より大分忙しくなりました! インクルージョンを実施する上で最も気がかりであった点はなんですか?いいえ、特に・・・大分昔のことですし・・・あの頃はまだ若くて新米の教師でしたので恐れるものなどない、という感じでした。ただ、モンテッソーリの訓練を積んでいないスタッフがクラスに入ってくることについてだけは、大きな不安がありましたね。 インクルージョン開始前に感じていた懸念事項に関する現在の経験はいかがですか?多くの場合、加配として教室内に配置されるスタッフも外部からチームの一員としてレインツリーのクラスに入ってくるスタッフたちも、非常に有り難い存在であります。私たちは、それぞれのクラスのニーズに基づいて加配のスタッフを配置するのですが、あくまでも私たちの最終的な目標は、子供が自立するに従って大人の手を減らしていくということです。時として、教室内に過剰に大人がいることで、子供たちの学習の妨げになったり、子供たちの中に誤った依存心を育ててしまうということがありました。こういった場合には、過剰なサポートを教室内から減らすよう努めることが、最初のうちはスタッフが慣れずにやりにくさを感じたとしても,結局長い目で見た時に最良の解決法となりました。ただもちろん、教室内に加配のスタッフを配置するか否かについては、チームメンバーそれぞれの意見やインプットにも耳を傾けつつ、最終的な決定においてはそのクラスの担任の先生の意見が尊重されます。 インクルージョンのもたらすメリットは何だと思いますか?スペシャルニーズをもつ子どもを迎え入れたインクルーシブなクラスで教える経験を通して、私たちは、すべての子供と向き合えるより良き教師になれると思います。そういった環境では、子供たち一人一人がもつそれぞれのニーズというものに目を向けざるをえなくなるからです。また、様々な障がい専門家やサポートスタッフと関わる中で、彼らから学ぶ機会を持つこともできます。私は、インクルージョンのおかげで、レインツリーのスタッフはより良い教師になれたと確信しています。障がいを持つお子さんやその他の子供たちにインクルージョンがもたらすメリットについては、たくさんの研究が報告している通りです。最後に、倫理的な視点から見ても、私はインクルージョンは正しいことだと思っています。全ての人間にそれぞれの存在価値があり、誰もがそれぞれに社会に貢献できる存在であり、そして一人一人が社会の一員として受け入れられているんだということを、自分の子供たちやクラスの子供たちに身をもって示していきたいです。 インクルージョンがもたらすメリットを伝えるようなエピソードがあったら教えてください「Jちゃん」という重い障がいを持つ女の子がお友達と塗り絵を楽しんでいる時、彼女は視線注視を用いて自分が塗りたい色を伝えようとしていました。お友達が2本のクレヨンをJちゃんの目の前に見せて、Jちゃんが自分で選べるように手助けをします。そのお友達は注意深く彼女の視線を読み取り、Jちゃんの手にクレヨンを持たせて一緒に塗り絵を楽しんでいました。数分ほど経つと、Jちゃんが欠伸をしました。それまで先生から教わったように、お友達は即座にJちゃんのボディーランゲージの意味を理解し「あ、Jちゃんはブルーに飽きちゃったみたい。欠伸してるもの。」と声を上げました。こういった小さな一つ一つの場面が、インクルージョンを通して子供たちの間に育まれる真の友情の一例を伝えてくれていると思います。Jちゃんとこのお友達は、大人の手助けなしに、互いにコミュニケートし、絵を描くという共通の目標に向かって一緒に取り組むことができたのです。インクルージョンという場がなかったら、このような瞬間は起こり得なかったでしょう。 |
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University of Kansas, Circle
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